中学生の勉強法 内申点の上げ方

【裏技あり】91%のご家庭がやっていない内申点の上げ方

 

中学生

・内申点って受験にどう必要なの?

・どうやったら内申点って上げられるの?

・体育とか音楽とか、才能がないと内申点は上げられないんでしょ…?

 

こんなお悩みを解決していきます!

 

「内申点は大事」とは聞きますが、どうして大事なのか、どうやったら上がるのかをちゃんと考えた事はありますか?

 

ご家族だけでどうすればいいのかを考えるのって、なかなか難しいですよね。

 

そこで今回、個別指導塾で500人以上の生徒を指導してきた僕が、

内申点って何?どうして大切なの?

5教科の内申点の上げ方は?副教科はどうやって上げるの?

という疑問に分かりやすくお応えします。

 

この記事の執筆者

しらべこ自己紹介

 

最後には僕の塾でも91%のご家庭がやっていなかった裏技もお伝えしますので、是非ご覧ください!

 

この記事を読めば、内申点アップのために何をすればいいか分かり、受験合格にグンと近づけますよ!

そもそも内申点って何?

ご存知の方も多いと思いますが、内申点とは「通知表の5段階で評価される数値」のことですね。

 

9教科すべてに評価があります。つまり最大で5×9教科=で45点満点。

 

受験のとき中学校から受験する高校へ、この評価が調査書として提出されます。

 

高校受験は、この調査書と入試の点数の両方で合格が決まります!

 

しらべこ
内申点が受験にどれくらい大きく関わってくるかは、住んでいる地域によって異なります。「〇〇市 内申点」で調べれば詳しく調べられますよ!

 

また推薦入試にも大きく影響します。

私立校の中には、内申点が基準に達していれば合格できる学校もあるくらいです。それくらい内申点は大切なものなんですね。

 

内申点を上げておいたほうがいい理由

高校受験は入試の点と内申点で決まると書きました。

 

つまり「入試当日の点数が高くても、内申点が低いと合格できない」のです!

 

しらべこ
逆に言うと「入試当日に点が低くても、内申点が高ければ点数の低さを補ってくれる」ということですね!

 

入試は当日どんな問題がでるか分からないです。体調を崩す可能性もあるので、場合によっては低い点をとってしまうかもしれません。

 

一方で内申点は、日頃の学校生活をきちんと送っていれば確実に手に入るので、合格の確率をグーンとあげてくれます!

こう考えると、内申点って実は「受験合格を助けてくれる味方」だと思えてきませんか?

 

5教科の内申点の上げ方

それでは、内申点の上げ方を具体的にみていきましょう。

 

内申書の要素の中で一番上げやすいのは、

「主体的に取り組む態度(関心・意欲・態度)」

です。

 

要は先生にやる気を見せることですね。ここを重点的に説明していきます。

 

9教科のうち「英数理社国」の5教科と、それ以外の副教科では内申点の上げ方が違います。

 

まずは5教科の内申点の上げ方の順を説明しますね!

 

①授業をまじめに受ける

これは全教科に共通する大切な基本ですが、授業を受ける姿勢を変えるだけで印象が大きく変わります!

 

先生も人間です。授業をまじめに受けている生徒には、良い内申点をつけたくなります。

 

しらべこ
友人の中学校の先生は「授業中にうなづいたり手をあげて発表する子に、2をつけることはまずない」と言っていました。

 

当然ですが授業をまじめに受けることによって、内容の理解も進みます。

 

授業態度は内申点獲得の第一歩。業中に居眠りをしているようなら要注意です!

 

②提出物をしっかり仕上げて、期限内に出す

授業中に挙手できない内気な子でも、内申点を上げる方法はあります。ワークやプリント、ノートなどの提出物です。

 

期限内に提出することは当たり前として、その完成度を上げる事が重要です。

 

ワークやプリント

・答えを丸写しして提出すると逆効果。先生は普段の理解度を把握しているので、答えを写しているかどうか判断できます。間違えてもいいので自力で解き、直しをしっかりしましょう!

■ノート

・日付や単元名、問題番号を毎回書き、詰め込まないように書くこと。

・色ペンで見直した後を書き記していると、理解しようとしている姿が評価されます。

・ちゃんとノートを取ることで評価につながりますし、テスト勉強にも大いに役立ちます。

 

提出物にしっかり取り組むことで、テストの点も大きく変わってきます。現時点でちゃんとできていないのであれば、必ず取り組みましょう!

 

③小テスト対策をして点を取る

意外とやってない人が多いのが小テスト対策です。

 

小テストの内容が定期テストに直結していますので、計画的に取り組む事が内申点を上げることになります。

 

小テストがいつ行われるか発表されたら、1週間前から少しずつ取り組むようにします。

漢字や単語など記憶するテストが多いので、毎日何個覚えるか計画を練りましょう!

 

小テストで毎回8割以上取れるようにすれば安心ですね。

 

④定期テストの点数を上げる

当然ですが、定期テストの点数も内申点に大きく関わってきます。

 

ただ注意してほしいのですが、ここまで解説してきた授業態度・提出物・小テスト対策がしっかりできてからでないと、定期テストの点数を上げるのは難しいです!

 

定期テストの点は、「授業やプリントの内容を理解し、小テストで対策ができているか」ということの表れだからです。

 

しらべこ
僕の塾に「成績が上がらない」と相談に来る生徒は、提出物が出せていなかったり、授業中に寝ていたりする子がほとんどでした…。

 

まずは授業態度の改善や提出物、小テスト対策がちゃんとできるようにしましょう。

 

それらができたら、下の記事で5教科の勉強にチャレンジしてください!

こちらもCHECK

【効率的に成績アップ】中学生の毎日の勉強法を元塾長が解説(サムネイル)
【効率的に成績アップ】中学生の毎日の勉強法を元塾長が解説!

続きを見る

 

副教科の内申点の上げ方【苦手でも大丈夫】

続いては体育・音楽・美術・技術の副教科です。

 

中学生あるあるですが、5教科はしっかり対策しているのに副教科で手を抜く子が多いです。

 

理由は運動神経や音楽の才能、手先の器用さで成績がつくと思っているからです。

 

はっきり言います。運動や歌が苦手でも、副教科の内申点を上げることは可能です!なぜなら先生は、才能だけを評価しているわけではないからです!

 

また副教科は入試で試験がないので、5教科と扱いを合わせるために内申点が高めに設定されています。

 

「苦手だから」と諦めず、下で解説する取り組みをしてみましょう!

 

授業に一生懸命取り組む

どれだけ副教科が苦手でも、授業に一生懸命取り組めば、内申点は3を取れます。

 

理由は5教科と同じく、「主体的に取り組む態度(関心・意欲・態度)」が評価されるためです。

例えば体育が苦手でも、

・先生に積極的に質問をする

・用具の準備を積極的に行う

・友達と意見を交換したり助けあったりする

のような姿勢が先生に評価されます。

 

もし苦手と感じているのであれば、なおさら一生懸命取り組む事が大切です!

 

期末テストは1週間前から集中的に取り組む

副教科のテスト対策は、直前1週間でするようにしましょう。

 

5教科と違い、副教科は受験科目ではありません。

ですので(言い方は悪いですが)、期末テストのときだけ覚えておけばいいのです。

 

副教科の勉強スケジュール

①テスト7日前〜4日前 → テスト範囲を1周目終わらせる

②テスト3日前〜2日前 → 2周目終わらせる

③テスト前日 → 3周目終わらせる

という感じで、最低3周!

 

中間テストと違い、期末テストは9教科もあります。ですので計画的に勉強を進めることが重要です!

5教科の勉強を早めに始め、ちゃんとテスト1週間前に副教科の勉強をできるようにしましょう!

 

しらべこ
また5教科と違って副教科はワークがないことがほとんどのため、勉強がしづらいです。

ですので教科書の用語を緑の色ペンで塗り、赤シートで隠して覚えるのを中心に勉強します!

 

【裏技】91%のご家庭がしていない内申点の上げ方

すごく大事なのに、ほとんどの生徒やご家庭がしていない内申点の上げ方をお教えします!

 

どれか1つでも実践できると、内申点を上げられるチャンスがグッと増えますよ!

 

どうすれば内申点が上がるか先生に直接きく

何をすれば内申点が上がるか、実は先生にきけば教えてくれます!

 

内申点を評価しているのは先生です。その先生に「今やるべきことは何か」をきくのはメチャクチャ効率的ですよね。

 

休み時間や放課後、職員室に行って先生に声をかけます。

先生、この学期は数学で3を取りたいんですが、何をしたらいいですか?

英語のここを復習しようと思っているんですが、それで次のテストは点が上がるでしょうか?

 

職員室で質問するのは少し勇気がいります。でもここまでする生徒の質問には、先生は必ず答えてくれます!

 

もちろんそのアドバイスを実行しないと意味はありませんので、必ず実行しましょう。

 

また職員室で生徒にこんな質問をされたら、先生はどう思うでしょうか?

質問を受けた先生だけでなく、他の先生も「やる気あるなぁ!」と思うはずです。

 

何をすればいいかはわかりますし、先生にもやる気を見せられて一石二鳥です!

 

保護者面談で先生に質問する

先生との面談のとき、内申点に関わる質問を親御さんからしてみましょう。

例えば次のような感じです。

・「授業ではどんな様子ですか?」

・「提出物はいい感じにまとめられていますか?」

・「どうすればもっと内申点が上がりますか?」

 

子どもに確認しただけでは、もしかすると「ちゃんとやってる」と適当に答えているだけかもしれません。

先生に質問をすることで客観的な評価がわかりますし、何をすればいいか把握できます。

 

また面談でこういう質問をすることで

先生「お子さんに熱心な親御さんだな」

子ども「先生に確認するのか、ちゃんとやらないと…!」

 

と思ってもらえる効果もあります。

 

もちろん子どものことを疑うのではなく、上記のように確認としてきいてみましょう。

 

しらべこ
面談は先生と話す数少ない機会です。受け身で参加するのではなく、気になることをきちんと整理していきましょう!

 

生活習慣を見直す

ここまで説明してきたことができていない場合は、まず生活習慣を根本的に見直す必要があります!

生活リズム改善は内申点向上に直結します。

 

成績上位の子は、生活習慣が整っているというデータもあります。

出典:ベネッセ教育総合研究所「規則正しい生活習慣が子供に与える影響は?」(https://berd.benesse.jp/magazine/express/images/article_07_2.pdf

 

提出物や小テスト対策がきちんとできていないのは、それらをする習慣が今の生活リズムにないからですよね?

 

一度お子さんの生活を見直し、時間を見つけ出す作業をしてみましょう!

 

勉強を始められなかったり、だらだら勉強をしたりしてしまう子は、親が一緒にルールを考えます。

決して無理矢理やらせるのではなく、親から提案して本人に決めさせてください。

 

スケジュール見直しについて書きましたので、下記を参考にしてください!

こちらもCHECK

中学生を勉強のやる気にさせる方法を元塾長が解説!
中学生を勉強のやる気にさせる方法を元塾長が解説!

続きを見る

 

まとめ:内申点の上げ方を知って実践するのが合格への近道!

今回は内申点の上げ方について解説しました。

 

今回のまとめ

内申点は受験合格を助けてくれる強い味方!


5教科の内申点の上げ方

①授業態度の改善 ②提出物の徹底 ③小テスト対策 ④定期テスト

→①②③をやってから、定期テスト対策をしよう!


副教科の内申点の上げ方

①苦手でも授業を一生懸命受ける ②テスト1週間前から集中的に勉強


内申点を上げる裏技

①先生に何をすればいいか聞く ②面談で質問 ③生活習慣の見直し

 

内申点を上げることは、入試の試験の点数を取ることに直結します。

 

正しい上げ方を実践すれば必ず成功します。中学生を持つご家庭は必ず取り組みましょう!

 

また現時点で通知表に「2」がついている方は、下の記事を読めば確実に3以上にすることができます!

諦める前に、ぜひ読んでみてください。

こちらもCHECK

中学生がオール2から成績を上げる3ステップ【ギャップ萌えを狙え】
中学生がオール2から成績を上げる3ステップ【ギャップ萌えを狙え】

続きを見る

  • この記事を書いた人

しらべこ

個別指導塾の元塾長(5年)、今はオンライン家庭教師(4年)|500人以上の中学生を指導|330校の中で入塾者数1位を獲得|英語を教えるのが得意。最高で31点→91点にアップ

-中学生の勉強法, 内申点の上げ方